文部科学省の行った問題行動・不登校調査について

目安時間:約 8分

日本全国の国公私立学校の不登校や
いじめに関する2022年度の人数
調査結果が公表されました。
この事実に関して思う事…

 

 

 

 

 

 

 

  

※文部科学省ではこの調査を
 「問題行動・不登校調査」
  と名付けています。

 

 

TVニュースをはじめ新聞など
様々なメディアでご覧になった方も
多いかと思います。

 

 

 

過去最多という人数に驚くのは
当然なのですが、

 

不登校とかひきこもりというのが
もはや、単なる「学校へ行かない」
という現象を通り越して社会問題
になっています。

※文科省の不登校における定義
「30日以上欠席したこと」

 

 

2021年度比で不登校の生徒が
22.1%も増えている。

 

 

 

人数で言えば29万人超えとなって
もうすぐ30万人になる勢いです。

 

 

以前このブログでも2021年度の
不登校児童生徒の急増のお話を
させていただきました。

 

 

⇒小中不登校児童生徒が急増で過去最多

 

 

 

2021年度では前年比24.9%の
増加だったので、増加率は減りましたが
その人数にさらに22.1%
(5万4108人)増えているという
恐ろしい現実です。

 

 

ここ2年間で約10万人の増加!

 

数字だけで言うとわかりにくいですが
例えば全校生徒5000人規模の
大きな学校の児童生徒が10校以上
全員不登校になったのと同じです。

 

※日本一のマンモス小学校の人数でも
1500人ですから参考にして下さい。
中学校でも1318人が最高です。

 

 

◆不登校児童生徒の人数と総数への%
※不登校児童生徒総数:29万9048人

 

小学生:10万5112人(1.7%)

 

中学生:19万3926人(6.0%)

 

中学生においては、生徒数全体に占める
割合が最も多いのがわかります。

 

 

もっとわかりやすく言えば、
1クラス40人(だと換算してですが)
そのうちの約2.5人(平均)が不登校
だと言えます。

 

 

因みに前回2021年度は、
1クラス40人に対しては2人でした。

 

 

つまり2021年と22年の2年間で
約10万人の不登校児童生徒が
増えていることになります。

 

 

10万人と言えば、ちょっとした町の
総人口といってもおかしくないほどの
数字です。

 

 

 

この調子で不登校の増加が続くと
数年後には不登校が4分の1を占める
ということも有り得ない話ではない。

 

 

平均的な話なので、
全ての中学校に当てはまるとは
言えません。

 

 

 

不登校がほとんどいない中学校も
あるでしょうし、逆に1クラスに
平均以上の不登校生徒がいる事も
あるはずです。

 

 

 

このニュースでもっと問題なのは

 

「いじめ」

 

に対する学校側の対応です。

 

 

「いじめ」についても今回の調査で
過去最多を更新しています。

 

 

 

◆小中高生のいじめの実態(2022)
※あくまでも学校側が認知したと
 される数字である。

 

小中高生いじめ総件数68万1948件

 

増加件数(%):6万6597件(10.8%)

小学生:55万1944件

 

中学生:11万1404件

 

高校生:1万5568件

 

支援学校:3032件

 

 

 

そこで問題なのはこれらいじめの
実態人数ではない。

 

 

 

「学校側が認知したとされる数字」

 

 

なので、たぶん氷山の一角
とまでは言わないまでもまだまだ
いじめられている子の人数は多い
と考えられます。

 

 

 

どちらにしろ毎年増えているのは
間違いのない事実。

 

 

 

そして「いじめ」が少なからず
“ひきこもり”のきっかけに
なっていることも事実だろう。

 

 

 

この実態に対して教育委員会や
学校側が真剣に対応していない。

 

 

 

すべてを学校や教育委員会のせい
と言っているわけではありません。

 

 

 

現実に起きている事を素直に認め
本気で対応策を願うばかりです。

 

 

 

自己保身するための教育者って
必要なのでしょうか?

 

 

 

そんな学校や先生に大切な我が子を
預けることはしたくありません。

 

 

 

私は、娘の不登校~ひきこもりを
経験したからこそ強く言いたい。

 

 

 

今のような学校ならば、

 

「行かなくてもいい」

 

そして極論になりますが、

 

 

学校なんて無くても
人間として成長することはできる。

 

 

 

そんなふうにさえ思います。

 

 

 

ちょっと熱くなりましたが、
ひきこもりを経験した父親としての
本心です。

 

 

 

あなたは、どう感じますか?

 

 

 

最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。

 

 

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