ひきこもった子供が、部屋から出てきた時の対応

目安時間:約 9分

親と信頼関係が出来てくると
そのうちひきこもっていた部屋から
出てくる日がやってきます。

その時あなたはどう対応する?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひきこもっていた我が子が
頑なに出てこなかった部屋から
出てくる。

 

 

親としては一番望んでいた
嬉しいことのはずです。

 

 

でも、
この時の親の対応は子供の親に
対する印象が確実に脳裏に焼き付く
瞬間でもあります。

 

 

 

つまり…

 

 

「要注意」

 

 

ということ。

 

 

 

部屋でのひきこもり(部屋こもり)
の期間が長ければ長いほど
対応は難しくなります。

 

 

脅すわけではありませんが、
ひきこもった子供が部屋から
出てくる場合、

 

 

「1週間後に出てくるから」

 

とか

 

「明日の朝でてくるから」

 

と言って出てくるわけではないです。

 

 

 

ある日突然出てきます。

 

 

 

そんな時、親御さんが驚いて
対応に失敗することがあります。

 

 

 

心の準備をしていたつもりで、
暖かく、さわやかに迎えようと
思っていたとします。

 

 

 

子供は子供でめいっぱい決意して
部屋から出てくるはずです。

 

 

 

ところが親御さんがびっくりして
頭が真っ白になり何も言えない。

 

 

 

そして変な「沈黙」があると、
今度はせっかく部屋から出てきた
子供が動揺してしまいます。

 

 

「あーやっぱり出てこなければよかった」

 

と思うかもしれません。

 

 

 

部屋にひきこもっていた子供が
部屋から出ようとする時は、
ひきこもっている事に対して
以下のような感情を抱いたと
考えられます。

 

「ひきこもる事にもう飽きた」

 

「もう悩みつくした」

 

「このままはイヤだと思った」

 

「自分で出ようと決めた」

 

「普通に戻りたいと思った」

 

等々

 

子供本人が、ある程度自分で
踏ん切りをつけた場合があります。

 

 

 

本人が相当の覚悟を持って
出てくることが考えられます。

 

 

 

また、親の「過干渉」がなくなり
家庭の雰囲気が変わったことを
感じ取る場合もあります。

 

 

 

自分に対する親の態度や考え方が
変わったと察知した時です。

 

 

 

どちらにしても、周りの雰囲気や
取り巻く環境が変わったことを
きっかけに

 

「部屋から出てみよう」

 

という気持ちが湧いてきたので
部屋こもりを辞めるのです。

 

 

 

ただし本人の気持ちとしては、

 

「自分が出て行ったら
    家族はどう思うのか?」

 

という不安も抱えています。

 

 

 

ですから、このタイミングでの
親の対応次第では、また傷つき
部屋こもりになる可能性が
あります。

 

 

大切なのは、

部屋から出てきた本人に対して
まず一言目にどう話すのか?

 

 

そして親御さんがどういう態度で
迎え入れるか?

 

 

それが大切になります。

 

 

 

また、兄弟姉妹がいたり
私の家のように祖父や祖母が
いる場合もあるでしょう。

 

 

 

その場合、どういう対応をするか
どんな態度で接するかを家族で
話し合い考えておくべきです。

 

 

 

親だけが「過干渉」をしなくなり
居心地のいい空気感を出しても
その他の家族が変わってなければ
元の木阿弥となるでしょう。

 

 

 

親御さんや家族の対応ですが、
基本的にはひきこもりになる前の
家庭の雰囲気で迎えることです。

 

 

 

ただし、ひきこもりになる原因に
なるような言動をしないことが
前提になります。

 

 

具体的には

 

「過干渉」が代表的ですが、

 

家族による本人がいない所での

 

「コソコソ話」

 

「蔑んだ態度」

 

「ひきこもりは悪いこと」

 

といったひきこもりを生み出した
要因を絶対に出さないことです。

 

 

 

取ってつけたような対応は
すぐに感じ取ります。

 

 

 

とにかく“普通”に接する事
本人をリラックスさせます。

 

 

 

そして徐々に、日常を取り戻して
普通に会話できる雰囲気つくりを
心掛け続けることです。

 

 

 

親御さんとしては、
部屋から出てきたことが嬉しくて
つい「学校への再登校」を期待して
しまうかもしれません。

 

 

 

でも、部屋から出てきたばかりの
子供には早計すぎる対応です。

 

 

 

それこそ、

 

「やっぱり親は変わってなかった」

 

「自分の気持ちをわかってくれない」

 

と感じてしまい、元にもどります。

 

 

 

本人自ら、話し出すのを
ゆっくりと待ってあげましょう。

 

 

 

何はともあれ、
まず部屋から出てきてくれたことに
感謝したいものです。

 

 

 

本人から、ひきこもったことに対して
謝ってきたりすることがあるかも
しれません。

 

 

そんな時は

 

「大丈夫だよ」

 

といった本人が安心するような
言葉がけをしてください。

 

 

 

ここからがひきこもり解決の
第一歩だと考えて、決して焦らず
一歩一歩進めていきましょう。

 

 

 

最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。

 

 

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