ひきこもり支援施設や親の会に参加してわかった事実とは!?

目安時間:約 11分

不登校からひきこもりになって困ったのは、
全く経験したことのないひきこもりなので、
何処の誰に相談すればいいのか悩みました…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不登校になってもしばらくは、
学校へ休みながらも
登校していた娘でした。

 

 

ところが、ある日を境に、

 

「もう学校へは行かない!」

 

と言って、
ピタッと登校しなくなりました。

 

 

 

どうも、
そのころ「いじめ」にあって、
完全に人間不信に陥ったと、
後で聞きました。

 

 

 

私は父親なので、
その話を聞いたのは妻からで、
それもごく最近のことです。

 

 

 

娘は、男親にとってはとても
かわいいものですが思春期になると
女性特有の体の変化などもあり、
一般的に疎遠になるとは
聞いていました。

 

 

 

ただ、私と娘は比較的仲が良く、
小学校高学年までは、一緒に
風呂にも入ったりするほどでした。

 

 

 

なので、約5年間愛娘に会えず
話もできなかった当時の状況は
私にとって苦痛と言葉で言えるほど
簡単なものではなかった。

 

 

 

長男、長女と他にも子供は
いましたしどの子もかわいいには
違いないのですが、末娘というと、
本当にかわいいのです。

 

 

 

妻からはいつも、

 

「あなたは娘に甘すぎる!」

 

とよく言われていたものです。

 

 

 

 

さて、
ちょっと話がそれましたが、
完全に不登校状態になって
1ヵ月くらいだったか、

 

 

 

学校の先生が訪問して下さったり
娘の友達が宿題を持ってきてくれたり
ということがありました。

 

 

 

そんなときも娘は先生や友達にも

 

「会いたくない」

 

とかたくなに拒否していました。

 

 

 

それから2~3か月くらい
経ったでしょうか、

 

学校のほうから、

 

「保健室登校」

 

という方法もあると聞いて、
何度かは行ったようでした。

 

 

 

当時まだ中学1年生ですから、
娘自身も、

 

「学校へ行ったほうがいい」

 

とか、

 

「学校へ行かなければならない」

 

という気持ちと、

 

「学校へ行きたくない」

 

という気持ちの葛藤が
あったようです。

 

 

 

学校には、
カウンセラーと呼ばれる人が、
週に何回かいらっしゃるようでしたが
結局本人が

 

「会いたくない」

 

ということで、カウンセリングも
受けずじまいでした。

 

 

 

その後時間が経つにつれて
学校からの連絡や友達が来ること
すらなくなりました。

 

 

 

不登校から半年も経つと、
学校からは何もコンタクトが
なくなりました。

 

 

 

ただ、
この頃の娘はまだかろうじて
妻や私と話ができる状態でした。

 

 

 

でも、

 

 

なぜ学校へ行かないのか?

 

 

 

という話になると、
態度が豹変して攻撃的になり、
話をできる精神状態では
なくなるようでした。

 

 

 

私と妻は、
学校の話に触れないように、
まるではれ物にでもさわるような
対応をして、過ごしていた記憶が
あります。

 

 

この頃になってようやく私と妻は、

 

「もしかしたら大変なことになったのでは!?」

 

という意識が、やっと出てきて、

 

「このままでは大変なことになる!」

 

という事の重大さに気づいたのです。

 

 

 

 

 

 

学校からも見放され、
どうしていいのか、途方に暮れるように
なり、このころからインターネットで、
いろんな支援機関などを検索しました。

 

 

県内には、
県の機関としてのひきこもり支援や
民間にもいろんな施設があることを
知りました。

 

 

休日になると、
県内の様々な支援施設や支援機関に
相談に行ったりしました。

 

 

 

本人が行ったほうがいいところも
あったのですが、

 

「ぜったいに行かない」

 

の一点張りなので、
私や妻がすべて話を聞きに行き、
どうすればいいのかを模索する

毎日が続きました。

 

 

「どこかに相談すれば必ず何とかなる!」

 

 

そう信じて動き続けましたが、
私たちの気持ちとは逆に、娘本人の
状態が悪化するスピードは、想像を
はるかに超え、ついに手に負えない
ほどになりました。

 

 

 

私と妻は、
今まで以上にいろんな支援施設などへ
助けを求めて奔走しました。

 

 

 

そこで見た現実が、
私たちを凍らせました。

 

 

 

ひきこもり支援をする親の会は、
大小いろいろで、いくつもの会合に
顔を出しました。

 

 

 

その親御さんたちの、
半数…いや7割以上は白髪の
お年寄りでした。

 

 

 

話を聞くと、
ひきこもって15年とか25年とか、
いわゆる

 

「中高年ひきこもり」

の親御さんです。

 

 

 

そんな親御さんのあまりの多さに
妻も私も、思わず、

 

「このままでは、大変なことになる」

 

ということを、
身をもって感じた瞬間でした。

 

 

 

私たちが、
2人して白髪の老夫婦になっても、
娘がひきこもっていることを
想像した私たちは、正直
「ゾッと」したのです。

 

 

 

そして、その会合に参加して
分かったことは、

 

「我が子のひきこもりを解決したい」

 

という気持ちは同じだけれども、

ひきこもり年月が長すぎると親同士で

 

「あきらめの雰囲気」

 

が漂う会話が多いということ。

 

 

 

そして、

中高年ひきこもりは他にもいる。

 

我が子だけが特別ではないんだ!

 

という異様な連帯意識みたいな

 

「安心感」や「安ど感」

 

を感じているようでお互いの
傷を癒しているような会話に
終始しているようでした。

 

 

 

中学生の不登校が今や20万人
どころか増え続けている中で、
40~50代中高年のひきこもり
人数がが最多である!

 

というニュースを見ても決して
他人事ではないと感じた私たち
夫婦は、

 

 

「このままでは、絶対にダメだ」

 

 

と心に誓い、再度対策を
練ることになりました。

 

 

 

当時と比べれば、

 

“ひきこもり親の会”

 

的な集まりも多くなっています。

 

 

 

また、内容もだいぶ違っているかも
しれません。

 

 

それでもひきこもりが増え続けており
中高年ひきこもりが最多という現実は
今も変わらないのが実情です。

 

 

“ひきこもり支援をする親の会”

 

 

なるものにに参加したこと自体は
いろんな意味で勉強になりました。

 

 

いい意味で「反面教師」となった

 

“ひきこもり支援をする親の会”

 

 

での経験でした。

 

 

 

 

最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。

 

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