不登校やひきこもりを解決しよう
とする場合、子供にとって親の影響は
親が思っている以上に相当大きい
ということを思い知らされました…
私は父親ですから、
娘が小さいころから、
とにかくかわいい!
母親がかわいがらない
というわけはないが、
私の周りを見ても、
「父親が娘に甘い」
というのは、
多いように感じます。
妻からも、常々
「お父さんは甘すぎる」
と言われ続けています。
(現在進行形)
でも、
私はこれでいいと思ってます。
娘が不登校になり、
ひきこもってから、約5年間
ぐらい話も出来なかった。
娘が私と会ったり話すことを
拒否し、妻とのみコンタクトを
取っていたから、
というのはありますが、
妻は、
どちらかと言えば私と正反対の
性格でした。
不登校になった当初は、
学校に行かないことに対して、
毎日のように娘と言い合いでした。
そして、
「父さんも何か言ってやってよ!」
という同意を求めて、
娘に対して私からも
説教してほしい的な?
いっしょになって説得してほしい
という感じで、私にも対応を
迫ってきました。
その時私は、
「ちょっと違うかな?」
と思って妻と話したことがあります。
私と妻の、
「娘をなんとかしてやりたい」
という同じ思いを持っていることは、
よく理解していました。
ただ、私と妻が同じ内容の言動を、
同じスタンスで娘と接するとすれば
娘に
「逃げ道がなくなる」
と感じました。
娘にしてみれば、
2人から同じように同じ内容の
話をされ責め立てられるようにしか
感じないだろう。
そう思った私は、
「同じことを2人で言うのはやめよう」
と妻を説得しました。
私の母親もそうでしたが、
女親というのは、どちらかというと
感情的にものを言います。
私も小さいころから、現在に至るまで
とにかく細かすぎるくらいうるさい。
わかってることまで、
何度も念を押すように、
しつこいくらいに言ってきます。
こうなると、子供の心理としては、
「そんなに自分の子が信じれないのか?」
そう感じるものです。
実際に私がそうでしたし、
今でもそうです。
感情のおもむくまま、
すべてを話しても、
いいことはないのです。
家族ならばいいのでは?
と思うかもしれませんが、
わたしは家族ならなおさら言動に
気を使うべきと思います。
ましてや、
不登校が始まり、ひきこもりそうな
娘に対しては
「腫れ物に触るような」
対応と、言う意味ではなく
慎重に言葉を選ぶこと。
そして自分の感情をそのまま
ぶつけるのは、自分の欲求不満解消
でしかありません。
つまり、
子供が求めていないことに対して、
感情にまかせて小言や説教じみた
話をするのは、
「過干渉」
であって、いいことは何もない。
逆に、子供との信頼関係が
崩れていきます。
実は、
これは私だけが思うことではなく
後に、娘から聞いたこと
でもあります。
あなたも知らないうちに
「過干渉」
になってはいませんか?
「過干渉」
というのは、どうも自分自身では、
気が付かないようです。
そして、年数が経てば経つほど
あたりまえになり、自分の中だけの
常識になっていくようです。
もう還暦近い私に対して私の母親は、
今でも小うるさくいろんなことに
干渉してきます。
そして母にそれを注意しても
全く聞く耳を持ちません。
こうなると
もう話しても無駄なので私は勿論、
家族から敬遠される存在に
なってしまいます。
自分の中にある
“常識”
だと思っていることは、実はその人が
経験したことや学んだことだけです。
自分の知っていることだけを
“常識?”
と思い込み、
それを相手に同じように求める。
これがそもそも間違いであり
「過干渉」
になる原因だと考えます。
子供とはいえ、
一つの人格を持っています。
自分だけが正しい!
そう思い込まず、言葉に出す前に、
「今話そうとしていることは過干渉にならないか?」
「自分の思いだけを押し付けようとしていないか?」
話をする前に今一度、
自分自身の言動をチェックして、
注意されたほうがいいと思います。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
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