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毎日の状態があまりにも
酷く続くことからひきこもりの
原因が発達障害なのでは?
という思いが湧いてきて
心療内科へ行ってみたが…
妻が仕事を辞めて、ひきこもった娘と、
四六時中過ごすようになって症状が
悪化したことは、前回話しました。
日を追うごとに
ひきこもりによる症状は
悪化するばかり。
話せばキリがないですが、
酷い状態を少しお話します。
まず、
母親の呼び方は以前は「母さん」
ひきこもってからは「ババア」
私のことは「父さん」から「オヤジ」
そのくらいは、まだかわいいものです。
一番困ったのは、暴れること。
妻が食事をもっていくと、
「おまえがつくった物食えるか!」
といってすべて投げつけることは
日常茶飯事!
それでもお腹がすくと、
「コンビニやマックで○○買ってこい!」
全ての話は、
娘の一方通行で意見や反論を話すと
そこら中にあるものを投げつける。
そして、
ものを壊し始めて大声で叫ぶ!
そして毎日のように妻の顔に
「唾」をかける。
それを拒否すると暴れる。
まだまだありますが、
もう限界でした。
私(父親)が介入すれば
いいんじゃないか?
と思われるでしょう。
私も、出来る事ならそうしたかった。
でも出来ませんでした。
私の名前を出すだけで、
もっと暴れたりリストカットを
するのです。
あいつ(私)を呼んだら死ぬ!
とまで言われました。
でも、自分と妻との話や内容は
「家族(私)に言うな」
と妻には口止めするように言うのです。
ひきこもった子供を持つ親の集まりでも
男子、女子にかかわらずほとんどの
子供が、母親に対する暴言や暴力が
多いと聞いていました。
結局ひきこもった子は「弱いもの」
に対して、ある意味「依存」
するらしいのです。
「依存」と言えば何だか
かわいそうなイメージも有りますが
言い方を変えれば「ターゲット」
ということです。
つまり、暴言を吐くことができる
ターゲットにさせられること。
言ってみれば、いじめの対象になる
ターゲットと似ています。
こういう相手を
中高生の隠語らしく略して
「タゲ」と呼ぶようです。
妻は、娘の「タゲ」に
されたのです。
私の両親は、
暴れている娘の状況を知り、
(毎晩大声で暴れるので聞こえます)
父親がビシッと叱ればいいのよ。
と、何度も言ってきました。
男の子だったら、
そうしたかもしれません。
でも、
女の子のそれもひきこもりなんて、
初めての経験です。
先ほども言いましたが、
妻が私の名前を出すだけで、
リスカして大暴れする状況。
部屋の中も荒れ放題で、
片付けることもせず、
妻にもさわらせようとしない。
本当にどうすればいいのか?
分からなくなり、
心療内科へ行きました。
本来は、
本人がいないと意味がないわけですが
「私は病気じゃないから行かない!」
の一点張りで
どうしようもなかったので、
私たち夫婦が、心療内科や
メンタルクリニックへ
相談に出かけました。
いくつかの心療内科や
メンタルクリニックへ行きましたが
そこで言われたこととは…
娘の状況を話すと、
「避難しなさい。家から出た方がいい」
とまで言われました。
親がいることで、依存しているので、
1人にしてしまって自分で生きさせろ
というものでした。
また他では、
「薬を投与し続けて治るまで隔離」
とまで言われました。
私は、
両親と同居していることもあって、
私と妻が家から出るという選択肢は
考えたこともありませんでした。
また、
ある意味「薬漬け」にして隔離する
という方法にも違和感を覚えました。
発達障害という可能性も
ないことはないと言われましたが、
いかんせん本人が受診しないと
判断できかねると言われました。
八方ふさがりになった私たち夫婦は
人の未来や霊が見えるという
神頼み的なところへさえも
行くようになりました。
でも、そこで見てもらったら、
「あなたの娘さんは無理です。」
「治りません」
とまで言われました。
それを聞いた私は、頭にきて、
「もう帰ろう、こんな人に聞いても無駄」
といってそそくさと帰りました。
そして妻と話し合いました。
誰が何と言おうと、
あの子は俺たちの娘。
所詮、みんな他人ごとなんだ。
俺たち親の愛情で何とかしよう。
という結論になりました。
かといって、
その後劇的に改善するはずもなく、
また暗黒のような月日が延々と
過ぎていくことになります。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
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