
ひきこもった子供と
普通に話ができますか?
出来ていないなら
ひきこもり解決は無理です!
最近、中学生の親御さんからメールを
いただくことが多いです。
内容としては、
ひきこもり状況は様々ですが、
・ひきこもっている子供をどうすればいいか?
・再登校させるには、どうすればいいか?
という内容がほとんどです。
そして、
高校受験を控えている中学3年
の子を持つ親御さんは
特に不安を抱えています。
出来れば、
同級生といっしょに高校受験をし、
何とか高校へ行ってほしい
という思いがあるからです。
同じ親として、
その気持ちは痛いほどわかります。
親としては、
再登校してくれるのが一番ありがたい。
そう思うのは、当然だと思います。
私は、娘を再登校に導くことが
できませんでした。
だからこそ、
“再登校してほしい”
という親御さんの気持ちは
本当によくわかります。
私の娘が中学時代に、
「もし知っていたら違っただろう」
と思うことがあります。
つまり、
ひきこもり対処法の第一歩を
知っていたなら6年余りにも及ぶ
ひきこもりにならなくても
済んだだろう。
ということです。
ひきこもり対処法の第一歩・・・
それは、まず
「子供と話ができる状態をつくること」
が絶対に必要だということ。
これが出来て、
初めて次のステップへ進めます。
逆に言えば、
今、子供さんとまともに会話できない!
という場合は、
高校受験とか進学、就職の心配をしても
意味がないということです。
大体において、
ひきこもった子供は昼夜逆転生活し、
スマホなどの電子機器に依存する
生活になります。
親が口を開くときは、
・学校はどうするの
・高校受験はどうするつもりなのか?
とか、
・スマホはほどほどにして、
勉強しなさい。
など等…
子供にとっては聞きたくないことを、
親は子供の為と思って口にすることが
あるでしょう。
そのうち子供は、
「親となるべく会話をしない」
ようになり、
必要最小限しか話さなくなります。
話さないだけならまだしも、
ひどくなると罵声を浴びせたり、
暴力に訴えるという態度に
出てくる場合もあります。
私の娘がそうだったから
よくわかります。
でも、
だからといって子供の言いなりになる
というのも違うわけです。
じゃあどうすればいいのか?
結論から言えば、
「子供が話をしたくなるような親になること」
です。
一言で言えば簡単そうですが、
とても難しいです。
親である、あなた自身が
「変わる」
必要があるからです。
今迄生きてきて、
子育てをしてきたあなたが、
時には180度違う対応に
迫られることもあります。
そして、
根気よく続けることが必要になります。
何故私が
ここまで言い切ることができるのか?
実は、
私の娘は6年余りひきこもって
いましたが5年目にやっと会話を
することができるようになった。
会話ができるようになってからは、
次のステップへ進むことが
できるようになりました。
そして、
それからは1年あまりでひきこもりから
脱することができたからです。
娘と会話をすることができなかったら、
今でもひきこもりが続いていた
ことでしょう。
不登校やひきこもりが続いている場合
何よりも
“子供と会話ができるようになる”
それが解決の第一歩になります。
私が娘と、
まず会話ができるようになったのは、
親子関係の修復ができたからです。
「親子関係の修復」
と聞いてどう思われますか?
簡単?
それとも難しい?
親子関係と一言でいっても
いろんな関係性があります。
母と子、父と子、
そして場合によっては
祖父母と子という場合も
あるでしょう。
また両親がいない場合や
片親という子供も現代では
少なくありません。
どちらの場合にしろ、
毎日子供と接する親であったり
親代わりでも同じです。
どうしたら子供との壁をなくし
会話をすることができるのか?
以前にもお話した
という投稿記事内容が
ポイントになります。
再度ご覧ください。
子供から見たあなたは、
いったいどんな親なのか?
それをもう一度よく考えることで
子供との壁を取り除くヒントが
見つかるはずです。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
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カテゴリ:ひきこもりの親が出来る事 親子の信頼関係 [コメント:0]
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