
新型コロナウィルスの蔓延は恐怖だけど、
反面そのおかげで “ほっとした”
児童や生徒がいたという皮肉な事実!
コロナウィルスの感染予防のため
という理由で、ここ数年間全国の
小中高で、一時期休校になっていた
ことがありました。
2024年になってからは、
以前ほどではないですが第10波と
言われるほど増えてきています。
今後休校などになる可能性も
わからない状態が続きそうです。
ぶっちゃけ、
いじめを受けていた児童や生徒には、
言い方は悪いですが
とてもありがたい休校
でしょう。
なんたって、
新型コロナウィルスの影響で、
学校へ行かなくてもいいという
大義名分が立ち、いじめから
逃れることができたから。
不謹慎だ
と言われるかもしれませんが、
毎日「いじめ」を受けていた
児童や生徒からすれば、
新型コロナウィルスありがとう
でしょう。
本来なら、春休みまでの数週間が
あるはずなのに、急遽登校しなくても
いいわけですから・・・
あまりに急すぎるという政府の対応に
批判が、親御さんや学校関係者を
中心にありました。
でもそれは、
学校でいじめにあっていない子供の
親御さんであり、いじめを把握して
いない教師への批判でしょう。
毎日いじめを受けている
児童や生徒からすれば、
「これでやっといじめから逃れられる」
という気持ちになって、
本当にホッとしたでしょう。
それでもテレビに映る元気な
子供たちを見ると、多くは
「学校へ行きたい」
という雰囲気を感じてしまいます。
私は、
実際に娘から学校内で受けていた
「いじめ」
の内容を、数年後事細かに
聞かされました。
もし、
その内容を当時知っていたならば、
間違いなく即座に転校させていた
でしょう。
また、
何も対応してくれなかった学校や担任
そして実際にいじめていた生徒を知って
いたならば、どんな行動をしていたか
わかりません。
卒業し数年が経ってから聞いても、
とても腹が立って今でも思いだすと
気分が悪くなるほどです。
だから、人一倍
「いじめ」
に対しては許せないし、
いじめられている子供の気持ちが
わかるのです。
新型コロナウィルスによる休校と
結びつけるのが、不謹慎という方も
いるでしょうが、それほどに
「いじめを受ける」
というのは大変なんです。
いじめを受けている本人というのは
いじめられるくらいなら、
新型コロナウィルスで死んだほうがまし
と思うくらいの気持ちでしょう。
そういう気持ちにさせるほど、
いじめというのは、醜く酷く汚いもの
だということです。
新型コロナウィルスが収束を迎える
ころには、新学期を迎えることに
なるのかもしれません。
ウィルスの無い学校生活はいいこと
ですが、また、いじめられることを
思えば違った意味での
“ウィルス”
と対峙することになるのです。
今回の政府主導による休校措置によって
思いがけない「休み」となった児童や
生徒ですが、長期休み明けと同じように
「学校へ行きたくない」
「学校へ行けない・・・」
となることは、十分考えられます。
再登校が始まるころには、
学校へ行くのがあたりまえという意識を
持たず我が子の様子をよく見てください。
単なる
「さぼり」や「甘え」
と思って対処すると、取り返しの
つかないこともありえます。
いじめというウィルスも、
駆逐されて収束すれば、
言う事ないのですが・・・
あなたのお子さんは、大丈夫ですか?
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
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