
新型コロナウィルスの蔓延は恐怖だけど、
反面そのおかげで “ほっとした”
児童や生徒がいたという皮肉な事実!
新型コロナウィルスの感染予防のため
という理由で、春休み前に全国の小中高で、
一時期休校になっていましたね。
ぶっちゃけ、いじめを受けていた児童や生徒には、
とてもありがたい休校でしょう。
なんたって、新型コロナウィルスの影響で、
学校へ行かなくてもいいという大義名分が立ち、
いじめから逃れることができたから。
不謹慎だと言われるかもしれませんが、
毎日「いじめ」を受けていた児童や生徒からすれば、
新型コロナウィルスありがとうでしょう。
本来なら、春休みまでの数週間があるはずなのに、
急遽登校しなくてもいいわけですから・・・
あまりに急すぎるという政府の対応に批判が、
親御さんや学校関係者を中心にありました。
でもそれは、学校でいじめにあっていない子供の
親御さんであり、いじめを把握していない教師
の批判でしょう。
毎日いじめを受けている児童や生徒からすれば、
「これでやっといじめから逃れられる」
という気持ちになって、本当にホッとしたでしょう。
それでもテレビに映る元気な子供たちを見ると、
多くは「学校へ行きたい」という雰囲気を
感じてしまいます。
私は、実際に娘から学校内で受けていた「いじめ」
の内容を、数年後事細かに聞かされました。
もし、その内容を当時知っていたならば、
間違いなく即座に転校させていたでしょう。
また、何も対応してくれなかった学校や担任、
そして実際にいじめていた生徒を知っていたならば、
どんな行動をしていたかわかりません。
卒業し数年が経ってから聞いても、
とても腹が立って今でも思いだすと気分が悪く
なるほどです。
だから、人一倍「いじめ」に対しては許せないし、
いじめられている子供の気持ちがわかるのです。
新型コロナウィルスによる休校と結びつけるのが、
不謹慎という方もいるでしょうが、それほどに
いじめを受けるというのは大変なんです。
いじめを受けている本人というのは、
いじめられるくらいなら、新型コロナウィルスで
死んだほうがましと思うくらいの気持ちでしょう。
そういう気持ちにさせるほど、いじめというのは、
醜く酷く汚いものだということです。
新型コロナウィルスが収束を迎えるころには、
新学期を迎えることになるのかもしれません。
ウィルスの無い学校生活はいいことですが、
また、いじめられることを思えば違った意味での
“ウィルス”と対峙することになるのです。
今回の政府主導による休校措置によって、
思いがけない「休み」となった児童や生徒ですが、
長期休み明けと同じように
「学校へ行きたくない」
「学校へ行けない・・・」
となることは、十分考えられます。
再登校が始まるころには、
学校へ行くのがあたりまえという意識を持たず、
我が子の様子をよく見てください。
単なる「さぼり」や「甘え」と思って対処すると、
取り返しのつかないこともありえます。
いじめというウィルスも、駆逐されて収束すれば、
言う事ないのですが・・・
あなたのお子さんは、大丈夫ですか?
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タグ:新型コロナウィルス休校
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