
宿題や定期テストも担任も廃止した、
前代未聞の千代田区麹町中学校 校長
工藤勇一氏について…
先日テレビの
「カンブリア宮殿」
に出演されていた
千代田区麹町中学校 校長
工藤勇一氏の話に衝撃を
受けました。
テレビを見終えて、
まだ興奮しながら思った。
今までの常識?
とされた教育方法を覆すやりかたに、
反対勢力をどうやって説得して
いったのだろうか?
公立中学校なのに、
こんなことができるのか?
正直、本当に驚きました。
そして思ったのは、
こういう中学校だったならば、
うちの娘も、もしかしたら
違った人生を歩めていたかも
しれないということ。
私たちの中学時代にはありえなかった
と思いましたが、もし麹町中学校の
ような学校ならどんなに楽しかった
だろうと思います。
中でも驚いたのは、
「宿題がない」
ということ。
そして次に驚かされたのが、
「定期テストの廃止」
つまり、
中間テストや期末テストが無い。
さらに、
服装や頭髪に関する校則もない
とのこと。
クラス担任の先生も存在せず、
学年全クラスを、全教員で担当する
という聞いたことのないシステムです。
これだけ聞いただけで、
とても風通しが良く、
生き生きとした生徒の様子が
目に浮かんできました。
千代田区麹町中学校についての詳細は
公式ホームページがありますので、
そちらからご覧になれます。
これだけの変化をもたらして、
今までの慣例を…学校の…
「当たり前だったことをやめる」
に至るまでは、相当の苦労と
紆余曲折があったらしい。
特に教育委員会やPTAの反発は
想像を絶するものだったことは
間違いないだろう。
高校受験のための予備校的な
学習内容から、社会に出るために
必要なことのみに絞った。
そして、宿題などの
“無駄な時間”
をなくしたと、言い切る潔さには
言葉が出なかった。
千代田区麹町中学校
校長 工藤勇一氏については、
だいぶ以前から話題になっていた方
らしいのでご存知の方も多いでしょう。
私は、恥ずかしながら数日前の
テレビで見たのが最初で、本当に
衝撃を受けました。
「いじめ」とか「不登校」についても
独特の考え方をもっておられました。
たぶんですが、現在の麹町中学校では、
「いじめ」については、無いのでは
ないだろうか?
と思ってしまいました。
麹町中学校の教育目標にある【自律】
という項目は子育てに最も必要な
ことです。
「じりつ」には、「自立」と「自律」
の2つがあります。
●自立…他の助けや支配なしで
一人で物事をおこなうこと。
●自律…自分の立てた規範に従って
自らの行いをコントロールすること。
ひきこもり解決にもよく言われる
自立支援という言葉。
【自立】は、 精神的自立、社会的自立
という言葉があるように他社からの支配
従属から離れて一人で行える状態です。
一方
【自律】は、自分で考え、行動でき、
自分自信でOKを出してあげることが
できる状態です。
つまり、いかなる状況においても
自らの能力を最大限に発揮し、
自ら考え、行動できる道を
切り開いていける力です。
自分の人生を納得したものにしていく
には、自分自身で道を切り開いていく
ことが大切です。
つまり
「自律的になる」
ということです。
仕事においても生活にても
同じですよね。
大人になっても【自律】できていない
という方、よく見かけます。
自分自身も含めて、自ら考え、判断し、
行動する【自律】について
考えさせられました。
麹町中学校 校長工藤勇一氏については
多くの書籍も出版されているよう
だったので、早速読んでみました。
なかなか深い内容ですが、
とても分かりやすく読みやすいので、
子育てに悩む特に中学生の親御さんには
読んでいただきたい内容ですね。
学校の「当たり前」をやめた。
― 生徒も教師も変わる!公立名門中学校長の改革 ―
麹町中校長が教える
子どもが生きる力をつけるために親ができること
脚本家の福田靖さんのメッセージ
サッカーに例えて
“ 努力すれば、
願いが必ず叶うというものではありません。
でも、私はこう思います。
『走り続ける人にしか決してパスは来ない。』”
心にしみる言い言葉だと思いませんか?
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
追伸:
娘のひきこもりを解決する上で、
実際に私たち夫婦が読んだ書籍等を、
以下のページに列記しました。
よろしければご覧ください。
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