小学校から中学校へ入学するというのは、
まわりの環境が今までとは全く変わるという、
子供にとってはとても大きな変化になります。
中学校に入学してほっとしてから、
ほんの数週間でまさかの出来事!
小学校高学年の時期に、
いろいろあったことは、
のページでもお話しましたが、
性格というのはそう簡単に変わるもの
ではないということが、中学でも
尾を引くことになります。
娘が入学した中学校は、郊外にあり、
最近の少子化のあおりを受けて4つの
小学校が、1つの中学校に統合された
ばかりでした。
ですから、
簡単に考えれば同じ小学校の生徒は、
クラス全体の4分の1程度になります。
それも、
仲の良かった友達と一緒になる確率は、
とんでもなく低いし、運がよければ
なれるかも…
という娘にとっては大変な
“試練”
です。
悪いことに、
比較的仲の良かった友達は、
ほとんど別のクラスになりました。
中学校に入ると、生徒たちは
「新しい友達」
を、どれだけ作れるかということが、
悩みです。
社交性があって、
誰とでもすぐに仲良くなる
という生徒もいれば、
そうでない生徒もいます。
うちの娘は、お話したとおり
「自分から積極的に話しかける」
というタイプの性格ではありません。
相手から何か要求があれば
「うん、いいよ」
と言ってしまうような
“流される”タイプです。
入学して間もなくの「友達つくり」は、
うちの娘のようなタイプの子にとって
苦痛だったことは、想像がつきます。
結局、
発言力のあるリーダー格的な女の子に
巻き込まれて、小学生時代以上に
ストレスを感じる生活が始まりました。
それでも、
「自分も変わりたい、強くなりたい」
または、
「仲間外れになりたくない」
と思ったのかはわかりませんが、
小学校時代の友達とはまったく
違ったタイプ
ちょっと言えば
「やんちゃなグループ」
に、入っていたようです。
でも、もともとが
「やさしい性格」
なので、そういうグループに入っても
長続きはせず、だんだん孤立して
いったようです。
それでも中学へ入学して数週間は、
元気よく通学していたように
見えたので、私たち夫婦は、
ほっとしていました。
ところが、
そんな平穏な日々が続くことはなく、
ついに不登校が始まることになります。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
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