ひきこもっている本人が自ら歩き出すのを待つ選択は正しいのか?

目安時間:約 8分

不登校やひきこもりの子に再登校や
働くことを無理やりに強要すると
いうのは返って逆効果です。でも、
親として本当に待っているだけで
いいのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心療内科やメンタルクリニック
へ相談に行くと、

 

“歩き出すまで見守りましょう”

 

と言われることがほとんどでした。

 

 

その言葉を鵜のみにして信じ
見守った結果6年以上を
無駄にしました。

 

 

娘のひきこもりが長引くようになり
娘本人の状態が悪化するスピードが
増してくると、危機感を感じて、
行動することが増えました。

 

 

 

ひきこもり支援してくれる様々な
公的機関や民間施設・団体などにも、
今まで以上に頻繁に顔を出して相談
するようになりました。

 

 

 

新たな支援団体や支援施設へも
行くようになり、とても驚いた
ことがあります。

 

 

私の娘のような10代の引きこもり
を持つ親御さんが、いるにはいる
のですが、ごくわずか。

 

 

以前もお話しましたが、それらの
施設でも、ほとんどは、白髪の老人
(のように見える)30代~50代の
中年のひきこもりを持つ親御さん。

 

 

中高年のひきこもりが多いとは
聞いていたけど、これほどまで
とは思わなかった。

 

 

というのが正直な感想です。

 

 

 

話を聞いてみると短い人でも5年とか
10年、20年や30年引きこもって
今に至るという方がザラにいるのに
再度びっくりしました。

 

 

そして、イザその輪の中に入って
話を聞いてみると、ひきこもった時期や
現在の様子、以前と比べて変わった
状況などを順番に発表されていました。

 

 

 

私も、自分の番が来たので
私の状況を話しました。

 

 

すると、参加している親御さんの
ほとんどが母親で、私が父親として
ひとりで参加していることを称賛
されました。

 

 

つまり、ひきこもりの子供と対峙
しているのは、ほとんどが母親だ
ということでしょう。

 

 

私も仕事があるので、四六時中
対応できないですが、母親任せ
になっている現実を見ました。

 

 

家庭の状況は、
その家ごとに違うので一概には
言えないけど、ひきこもりの暴力
(ことばの暴力含む)に遭うのは、
どうしても弱い立場の母親が多い。

 

 

ひきこもりを支援してくれる
機関や施設には、カウンセリングを
してくれるカウンセラーがいる場合
もあります。

 

 

また、ある親の会の開催時には、
心療内科の医師の講演を聞けた、
場合もありました。

 

 

内容としては、いろんな事例を
聞けたり、さまざまな引きこもりの
対処パターンなどを聞ける機会も
ありました。

 

 

ただし、正直な感想を言わせて
もらうとすれば、自分の子供に
ピッタリと合った事例はなかった。

 

 

そして、
数十年単位でひきこもっている
子を持つ親御さんは、そういった
集まりに参加して同じような境遇に
ほっとしているように感じたことだ。

 

 

 

「ひきこもりで悩んでるのは自分だけじゃない」

 

という、いうなれば

 

「傷のなめあい」

 

的な雰囲気を感じたことは否めない。

 

 

 

 

そしてカウンセラーや医師の口から出た、

 

「本人がその気になるまで、焦らず待ちましょう」

 

といった言葉を聞いたときに、

 

「このままじゃダメだ!

 

と感じました。

 

 

 

自分が白髪のおじいさんになるまで
娘を「ひきこもり」にするわけには
にはいかないと。

 

 

 

もちろん、
ひきこもりの親御さんの集まりで、
参考になった部分が全くないわけ
でもない。

 

 

 

でも、直感的に、

 

「何かが違う!」

 

 

と感じて、
それ以来そういった集まりには、
自然と足が遠退きました。

 

 

 

 

「本人が歩き出すのを待つ!」

 

 

 

という部分で特に違和感を覚えた。

 

 

 

もし、
歩き出さなかったらどうなるのか?

 

 

 

同じように

「中高年引きこもり」

になる可能性は、高い確率で
ありえる現実である。

 

 

 

他にもひきこもりから脱する方法が
あるはずだ!

 

 

 

と決意を新たにできたことは、
ひきこもりの親御さんの集まりに
参加したことで気付いたことでした。

 

 

 

いろんな話を聞いたりして
わかったことは、

 

 

「ひきこもり本人が歩き出すのを待つ!」

 

のではなく、

 

 

「ひきこもり本人が歩き出せる環境を整える」

 

ための行動を起こし努力すること。

 

 

 

それを、親である私たちは、

 

「自分の子供を信じて、解決まで続けること」

 

 

言葉で言うのは簡単ですが、
実はこの後大変な状況になり、
今言った決意が崩れ去りそうに
なることが起きました。

 

 

 

ひきこもりが一朝一夕には解決しない
と言われる所以(ゆえん)を知った
のもちょうどこの頃でした。

 

 

 

最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。

 

 

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