数年前ですがこのニュースを見て、
悲しみと憤りが止まりませんでした。
何とかこんな事件を防げないものか！
２０１９年
川崎市多摩区の路上で起きた、
私立カリタス小学校生徒と
保護者が犠牲になった
あの忌まわしい事件。
当時ニュースの第一報で見た瞬間！
信じられませんでした。
何の関係もない小さな小学生や
保護者が、無差別に切りつけられる
なんて・・・
「絶対に許せないです」
私と妻にも、孫がいますので、
他人事ではありません。
もし、
自分たちの孫に降りかかってきたら
と想像するだけで寒気がはしります。
また、
被害に遭われた親御さんや家族は、
何処にもこの“怒りや悲しみ”を
ぶつけることができない辛さ
があります。
最近、高齢者による運転ミスなどで、
小さい子供や女性などが被害者になる
という事件も多いです。
そんな最中に起きたこの事件。
本当にやりきれない気持ちです。
犯人の男は５１歳ということで、
いわゆる
「中高年ひきこもり」
だったようです。
川崎市は、
容疑者男性の伯父や伯母や親族から
計１４回にわたって相談を受けていた
という話を聞きました。
容疑者は長期間にわたって仕事をせず
食事や小遣いは与えてもらっていた
というニート状態だったようです。
被疑者死亡ということなので、
動機や心理状態は、今となっては
わからず原因究明は困難でしょう。
だとしても、
もし自殺という目的だったなら、
自分だけ死んでほしかったです。
他の人、
ましてや無抵抗の小学生など、
もってのほかですし、許せないです。
こういう事件が起きると、全国に
６０万人を超える中高年ひきこもり
が心配です。
ひきこもりが長引くことで、
精神状態がいびつになりやすい
からです。
私の娘の話も何度かしていますが、
ひきこもり初期から歳月が経てば
経つほど異常な精神状態になりました。
うちのばあいは、たまたまなのか運よく
なのか２０歳過ぎてひきこもり解決を
することができました。
でも、
４０歳とか５０歳という今回の
犯人のような年齢までひきこもって
いたら、いったいどんな精神状態に
なるのか？
私には想像もつきませんが、
幸せな人たちや、社会に対する憎しみ
のような歪んだ意識が芽生えるのかも
しれません。
だからといって
許せることではありません。
今回の事件の犯人が、
ひきこもりだったことが、
直接の犯行の原因かどうか
はわかりません。
それでも、社会に
「中高年ひきこもり」
を、見る目が厳しくなるのは
確実でしょう。
だれかがＳＮＳで言ってました。
もはや地域とか家族とかで何とかする
というレベルでは
「中高年ひきこもり」
の解決は難しく、国としての対応が
必要ではないか？
という意見を見ました。
高齢者の交通事故しかり、
中高年ひきこもりの殺傷事件にしても
「高齢者の運転対策」
「中高年ひきこもりの解決対策」
については、国家をあげてやらなければ
どうしようもない事態になっています。
長くなりましたが、あまりにも悲しく
怒りがおさまらないので、
支離滅裂な内容で申し訳ありません。
最後に、何度も言いますが、
「ひきこもりは長引けば長引くほど
解決するのが難しくなる」
ということだけは、
忘れないでください。
あなたも、
ひきこもった子供をお持ちなら、
手遅れになる前に
「本気でぶつかる」
気持ちが必要です。
とても大変で、ほんとうは逃げたい
という気持ちはよくわかるつもりです。
でも、
今回のような事件になってからでは、
遅いのです。
「あの時、少し勇気をもって対応してたら…」
と後で後悔するくらいなら、
すぐ動きましょう。
親が行動すれば、
子供も必ず変わります。
長くなりましたが、
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
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ひきこもりを経験し解決した父親
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