ひきこもりが自然解決したという家庭の事例について

目安時間:約 12分

ひきこもりは親御さんの努力により
解決することが多いのですが、実は
自然に解決する場合もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひきこもりが自然に解決するのは

子供自身が本来持っているはずの
健全な心が限度を超えたことで、

 

一旦はひきこもるものの、

 

最後には自分自身で答えを出すことで
通常生活に復活するケースです。

 

 

 

このケースの場合は親御さんをはじめ
周りの人たち(家族等)が本人を信頼
して、そっとして置くことが前提に
なります。

 

 

そっとしておく…

 

と聞いて勘違いしてはならないのは、
ただ本人がやる気を出すのを待つ
とか「放置」するのとは違うこと。

 

 

ポイントは、

 

「本人を完全に信頼すること」

 

になります。

 

 

 

これはとても難しいことなのですが、
この方法で解決したという事例は
以外に多いのです。

 

 

 

またその場合、長くても半年ほどで
正常な生活に復活するようです。

 

 

 

私もそうでしたが、
多くの親御さんは「信頼する事」
出来ないのではないでしょうか?

 

 

 

親が信頼していないのに本人が自ら
心を開くことはありません。

 

 

 

健全に通常生活に戻れたひきこもりは、
自分でどんな答えをだしたのか?

 

 

 

それは、以下のようなものになります。

 

 

 

 

本人が、親とか世間が押し付ける

 
 「○○でなくてはならない」

 

という思いをやめることが出来た時

 

そして、

 

「そうでなくてもいいんだ」

 

と自分で思えるようになった時です。

 

 

 

 

 

「完璧にできなくてもいい」と思えた時。

 

 「完璧でない自分」「失敗した自分」

「それでも頑張った」「それでもいいや」

 

 

と自分を認める事が出来た時。

 

 

 

 

 

親や他人からの期待に応えるのをやめた時。

親が要求していた

 

「理想の人になれなくてもいい」

 

と自分自身で決断した時。

 

 

 

 

自分をひきこもらせる原因になった人
 出来事等を許そうと思った時。

 

悩むだけ悩みぬいて悩むことが
 馬鹿馬鹿しく思えるようになった時。

 

ひきこもること自体が
 馬鹿らしく思えた時。

等々

 

 

 

周りからとやかく言われた事や

 

「こうでなくてはならない」

 

といった思いや感情を切り捨てて

 

「自分は自分の思うままでいい」

 

と開き直った時です。

 

 

 

 

このように

 

「健やかなひきこもり」

 

とでもいいましょうか

 

「自然に立ち直るひきこもり」

 

がいるのです。

 

 

 

 

 

「自然に立ち直るひきこもり」

 

 

は、ひきこもって自分自身で悩み、
苦しみそして自分を確立することで
自己肯定感を高めていきます。

 

 

そして、
周りに流されない強い意志が育まれ
自らの力で立ち直っていきます。

 

 

 

実は、ほとんどのひきこもりは、
ひきこもって悩み、苦しみ、考えて
自分を確立することで立ち直っていく
ことが目的なのですが、

 

 

親御さんが本人を心から信頼して
そっとしておくことができなかった
ことで、自分で解決するゆとりを
奪ってしまったのです。

 

 

 

今考えると、私も娘に対して
全幅の信頼をしていたかと考えると
そうではなかったと思います。

 

 

 

親自身に心の余裕がなかったせいで、
言わなくてもいいことやしなくても
いいことをしていたように思います。

 

 

 

ひきこもりが長引く原因の一つは
ひきこもりの初期における対応を
間違えることです。

 

 

 

ひきこもった事に対して

 

 

「悪いこと」

 

という思いで本人に接することで、
ひきこもり本来の目的であった

 

「自分の問題に悩んで結論を出す」

 

という事から、

 

「理解してくれない親への怒り」

 

へ目的を変わらせてしまったのです。

 

 

 

「理解してくれない親への怒り」

 

 

を正常な状態へ戻すには、

 

 

お子さんに対して、
ひきこもりの初期対応の悪さを認め
まずお詫びしてください。

 

 

 

そして、取り巻く環境を静かにし
自分自身で答えが出せるように
悩ませてあげてください。

 

 

 

特に

 

「内にこもるひきこもり」

 

の場合は外部からの接触ではなく
自分自身と向き合うことが必要です。

 

 

そして

 

 

「自分で答えを導き出す」

 

これしか方法はありません。

 

 

 

かといって親御さんが何もできない
という訳ではありません。

 

 

 

本人に直接干渉しない事。

 

 

 

「過干渉」だけは避けつつ
親としてポジティブな言動をします。

 

 

 

つまり親御さん自身が自分の人生を
楽しむことです。

 

 

 

生き生きとした親の様子を感じて
本人のネガティブな考え方に
前向きな影響を与えます。

 

 

 

何度も言いますが、
子供の人生は子供だけのものです。

 

 

 

親は子供のことばかりに捉われず
自分のことを優先しましょう。

 

 

 

すると本人との適切な距離感ができ
良好な親子関係になっていきます。

 

 

 

結果ひきこもりの解決が早まる
ということはよくあるのです。

 

 

 

ただし、

ひきこもりの原因が
親の価値観や願望の押し付けの場合は
本人が悩み苦しみ続けるのを待たずに

親御さんから

 

 

「ひきこもりの原因にお詫びをすること」

 

「押し付けや過干渉を辞めること」

 

「本人が自分らしく生きてもいいこと」

 

を伝えることで解決が早まります。

 

 

 

 

今申し上げた方法を実践していけば、
必ず自然にひきこもりが解決する
とは申しません。

 

 

 

ただ、
私が娘のひきこもりを解決するにあたり
今回お話しした内容は間違いなく解決に

必要な要素でした。

 

 

 

でも、頭で理解しても変なプライドや
今までの常識?や経験?が邪魔をして
行動に移せない親御さんが多いのです。

 

 

 

挙句の果てには、

 

「悪いのは子供で私じゃない」

 

と開き直る親御さんもいます。

 

 

 

ひきこもりを本気で解決したいなら
親も本気になる必要があります。

 

 

 

子供には、親が考えているより
とても高い能力や可能性があります。

 

 

 

それを生かすも殺すも
今、どう対応するかにかかっています。

 

 

 

子供の長い人生を考えるならば、
親こそが開き直って真剣に対峙して
ひきこもりを解決する努力を惜しまず
サポートに徹してください。

 

 

 

たぶん、ひきこもりの解決は、
すぐそこまで来ているはずです。

 

 

 

あと一歩前へ進んでみてください。

 

 

 

必ず違う世界が見えてくるはずです。

 

 

 

最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。

 

 

 

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