共依存じゃなくても過干渉をしている毒親とは!?

目安時間:約 9分

共依存とは文字通り共に依存し合う事
ですが、実は過干渉は共依存でなくとも
無意識に行っていることが多いのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回「過干渉」の代表的なものとして
共依存のお話をさせていただきました。

 

 

 

共依存以外にも過干渉にあたる事が
あります。

 

 

 

過干渉とは、
ひきこもりを作り出す原因の総称
でもあります。

 

 

 

それだけ範囲も広く多岐にわたるので
一言で説明できるものではありません。

 

 

 

過干渉とは、前回にも言いましたが
文字通り干渉しすぎることです。

 

 

 

これは単純に

 

「かわいがりすぎる」

 

と言う事ではありません。

 

 

 

例えば

 

・必要以上に本人にかかわろうとする

 

・本人が決める、やる事にいちいち口を出す

 

・本人のプライバシーに踏み込む

 

・イヤがることを何度も言い続ける

 

・進路や先の事を親が決めようとする

 

・親の考えで本人をコントロールする

 

・本人がして欲しくない事をし続ける

 

 

などがあります。

 

 

 

一言で言えば

 

「うざい」

 

ことをするということです。

 

 

 

子供からすれば間違いなく

 

「毒親」

 

でしかありません。

 

 

 

頼んでもいない事を勝手に決めつけて
親がどんどんエスカレートしていく

 

といった自分勝手な行動です。

 

 

 

元気のある子ならば、

 

「うるさい、うざい、うっとおしい」

 

と親を一蹴することで親も諦めて
過干渉的な関わり方をやめます。

 

 

 

ところが、ひきこもりになるような
おとなしい子ほど親に反抗できずに
受け入れてしまうのです。

 

 

 

親御さんも、子供が文句も言わずに
言うことを聞いてくれるので、
これでいいんだと思い込みます。

 

 

 

そしていつの間にか、
それが普通になることで子供を
思い通りにコントロールするのです。

 

 

 

そのためある日突然ひきこもりになると
(本当は突然起きたのではない)

 

「今まであんなにいい子でおとなしく
 わがままもいわなかったのに
 なぜひきこもったのかわからない」

 

ということになります。

 

 

 

それでも自分(親)の過干渉が原因だと
気付かないままの状態が続くと、

 

本人は自分の好きな事が出来ない事や
経験する機会を奪われる事でだんだん
自信を失っていき内にこもります。

 

 

 

私の母親は教師だったこともあり
価値観・常識の押し付けや過干渉が
考えられないレベルの凄さでした。

 

 

 

私の場合は勉強も嫌いだったので、
母の価値観や常識にはとても反抗して
よく口論になりました。

 

 

 

母の価値観はいわゆる

 

「良い学校を出て、優良な就職先に…」

 

という典型的なものでした。

 

 

 

親の考えたレールに沿って生きるのは
まっぴらごめんだった私は、反抗
という方法で母の常識を砕きました。

 

 

母の過干渉は

 

「勉強しなさい」

 

から始まり

 

「宿題はやったのか?」

 

 

「予習復習は終わったのか?」

 

といった勉強に関することに終始して
いました。

 

 

 

最悪だったのはそれを何回も
酷い時には何十回も言い続けたこと。

 

 

 

さすがの私も“キレ”ました。

 

 

 

それと同時に思った事があります。

 

 

「そんなに言わなければならないほど
 オレは信用されていないのか?」

 

ということです。

 

 

 

私の家庭を暴露してしまいましたが、
私の場合は、親に抵抗し反抗できた
ということが幸いでした。

 

 

 

私の母のように分かりやすい過干渉と
直接ものを言わない過干渉があります。

 

 

 

どちらも子供にとってはストレスで
反抗できない場合は内にこもります。

 

 

 

今一度自分が「過干渉」ではないか
ということを考えてください。

 

 

 

子供に干渉する暇があったら
自分の人生に目を向けてください。

 

 

 

最後にもう一度言います。

 

「過干渉」とは、

 

「子供がしてほしくない事、
 嫌がる事を延々とやり続ける事」

 

です。

 

 

ひきこもりの子供を持つ親御さんの
ほとんどが「過干渉」です。

 

 

逆に言えば、

ひきこもりを解決したいのであれば
「過干渉」をやめることです。

 

 

 

私は「過干渉」をやめることで
娘のひきこもりを解決出来ました。

 

 

 

たぶんご自身では自分が「過干渉」
だと気づかないかもしれません。

 

 

「過干渉」

 

は親が口で言うことだけではなく、
表情や感情、家庭内の雰囲気など
すべてを指します。

 

 

言い方を変えれば
過干渉をし続ける親は“毒親”
に他なりません。

 

 

 

しつこいようですが、
もう一度言います。

 

 

ひきこもり解決のポイントは、親が

 

「過干渉」

 

をやめることです。

 

 

 

過干渉を辞める事が出来たならば、
ひきこもり解決までいかなくても
子供との信頼関係は戻ります。

 

 

 

その後早い段階でひきこもりも
解決に向かうことでしょう。

 

 

 

そして親御さんは、
子供のことばかりに捉われず
ご自身の人生を楽しむことで、
子供自身も救われます。

 

 

 

家族が楽しく会話したり
食事したり出来るようになるよう
心から願ってやみません。

 

 

 

最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。

 

 

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