親は子供に比べて大きく違うのは
経験したことが多いことです。
ところが、かえってその経験が
ひきこもりを生んだ要因だとしたら…
ひきこもりになりやすい子供は、
物事を白か黒で決めつけようとする
特徴があります。
親から言われた言葉に対しても
その言葉を額面通りにとらえてしまい
深い意味まで考える事がありません。
親御さんが人生の中で培ってきた
様々な経験や常識は正しいものだけ
とは言い切れません。
仮に親御さんの中で「正しい」
と言う場合でも現代の子供には
相応しくないこともあります。
それでも親御さんから、
みんなと同じようにすることが常識で
違うことはダメなこと。
と刷り込まれている場合があります。
思い込みが激しいという特徴があり
親が発した感情的な言葉や叱責なども
真実だと思い込むきらいがあります。
そして
「そうでなければいけないんだ」
と思い込んで突き進みます。
ある意味、
とても純真で疑う事を知らない
「やさしい」性格ともいえます。
その為、学校や職場などの集団の中では
いろんな意見や考え方に相違があるので
トラブルになりやすいのです。
いじめや仲間外れになりやすいのも
この理由からです。
特にひきこもりになりやすい性格の子は
親御さんから「みんな同じなんだ」と
教えられる場合が少なくありません。
ですから、
「他の人と自分が違ってもいい」
ということに対して拒否反応がでます。
そして相手との意見や考え方が違うと
「違ってもいい」
と言うことが受け入れられず
「自分がおかしい、自分が悪いんだ」
と考えるのです。
そして
「同じ意見じゃないと嫌われる」
と思い込み自分の意見があったとしても
それを隠して無理に相手に合わせます。
ですが、
「全ての人にあてはまる意見や考え」
というのはありませんので
次第に人付き合いが苦痛になり疲れます。
自分が思っている事や考えていることを
主張することが出来ずストレスが
溜まっていきます。
嫌われたくないという思いがあるので、
簡単には言いだせないのです。
その後
元気がなくなり、
内にこもるようになると
「ひきこもり」になります。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
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タグ:ひきこもり親 常識
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