
ご自身の子育てについて自覚されている
親御さんは少ないと思います。
ましてや自分の子育てが要因になって
ひきこもりになったとしたら…
前項でもお話しましたが、
親御さん自身が自分の子育てについて
どうだったのかと聞かれれば、
どう答えるでしょうか?
特に
「ひきこもりになりやすい育て方」
についてです。
私も含めてほとんどの親御さんは、
誰も好き好んで
「ひきこもりになりやすい育て方」
なんてするはずはない!
と思われるでしょう。
当然ですし、私もそう思います。
ところがこれからお話する内容は、
親が知らず知らずのうちに
「ひきこもりになりやすい育て方」
をしていた可能性がある。
というお話です。
自分の子供を
「ひきこもりにしょう」
と思って育てたという方はいません。
どういうことかと言うと…
親としては子供の将来を心配して
良かれと思ってすることがあります。
実はそれらが、
「ひきこもりになる原因を作った」
かもしれないという話です。
こう言うと、まるでひきこもったのは
親のせい・・・
と思われるかと思いますが、
実は、今からお話する育て方については
普通一般的にどこの家庭でも見られて
当たり前にしていることでもあります。
その「あたりまえの子育て」が
ひきこもりに結びつきやすいのは、
「それらが過剰に厳しすぎる場合」
もしくは、子供本人が
「人一倍ひきこもりになりやすい性格」
だったかによるところが大きいのです。
実は子育て自体が、
「普通の生活をひきこもりに
なりやすい性格」
に変えてしまうことがあります。
子育てが原因でひきこもりを誘発した
という割合は少なくないのです。
子育てが原因と言われてしまうと、
親としてはとても苦しむでしょう。
でも、自分の子育てが間違っていた
という現実を受け入れ自覚するのは
とても大切なことです。
とても辛い気持ちになるのは、
よくわかりますが原因が分かる事で
今後の対応が理解できます。
ひきこもりの子を持つ親御さんの
子育てで、何がどう間違っていたのか
については次回以降で具体的な特徴を
お話させていただきます。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
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