ひきこもりを脱する時というのは、
まさか今がそうなのか…というほど
突然やってくるように感じますが、
実は突然ではないのです。
ひきこもりに限ったことではなく、
人生におけるいろんな場面での
“タイミング”
を、感じたことはありませんか?
ひきこもったことやひきこもった時期
についても、まさにひきこもる
「タイミング」
だった、と捉えることができます。
たられば的な話をさせていただくならば、
・あの学校へ行ってなければ・・・
・あのクラスに入っていなければ・・・
・あの生徒と関わることがなければ・・・
・あの担任でなかったら・・・
等々
現在に至るまで、いろんな「タイミング」
があって、ひきこもりという結果に
つながっています。
でも、過去の「タイミング」を恨み、
いつまでも引きずって生きていても、
決して新しい展開はやってきません。
人は、そのひとの人生で、少なからず
「黒歴史」的な、人には言いたくない
過去があるものです。
忘れてしまいたい過去であり、
他人に知られたくない
イヤな思い出です。
でも、私は思うことがあります。
辛い過去や黒歴史を心に秘めている人
というのは人の痛みがわかるものです。
私の娘は、中学校での“いじめ”
が原因で、不登校~ひきこもり
になりました。
ひきこもりになった当時は、
いじめた同級生を恨みました。
どうして「うちの娘」なんだと。
それから、
長い年月かけてひきこもりから脱した娘。
とてもよくがんばったと思います。
そして、
そんな“黒歴史”を持つ娘だからこそ
今は、いじめられる生徒の痛みを
一番感じることができる
素敵な大人になりつつあります。
過去を嘆いて恨みつらみをいつまでも
持ち続けても、自分に返ってくるのは、
マイナスの感情だけです。
ひきこもった経験が、
逆に自分だけの貴重な経験として、
誰にも体験できなかったこととして
宝物になるでしょう。
そう思えるようになったのは、
ひきこもりを解決できたからに
ほかなりません。
私の娘は、
ひきこもりを脱する“タイミング”を
生かすことができました。
タイミングは、ある意味
「出会い」でもあると感じます。
あなたが、私のブログに訪問されたのも
ある意味「出会い」であり
“タイミング”でしょう。
今があなたのお子さんがひきこもりを
解決するタイミングなのです。
今回せっかく出会ったタイミングを
ひきこもり解決に生かして新しい
希望ある生活に繋げていきましょう。
本人が、
“ひきこもりから抜け出したい”
気持ちとは裏腹な言動に見えますが、
実は必ず兆しがあります。
親から見れば、
ただ暴言を吐いて暴れているだけ
と感じる時にも本人は“サイン”を
出しているのです。
私の娘が、
ひきこもり解決のタイミングを得たのが
この時期でした。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
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